漂着ごみアート(対馬市)

漂着ごみアート(対馬市)

https://www.nagasaki-np.co.jp/kijis/?kijiid=1116909779045171874

この取組について

            〈豊玉中学校の生徒による漂着ごみアート〉

 漂着ごみの量が全国最多とされる長崎県対馬市。対策の一環として、対馬市は流れ着いたごみでアート作品を制作し販売するプロジェクトを進めています。島外のアーティストが作品を作り、収益の一部をごみの回収費に充てる仕組みで、対馬島内での「循環型経済」の確立を目指しています。

実際の取組内容

           〈対馬市豊玉町の海岸に打ち上げられた漂着ごみ〉

 対馬市によると、対馬沿岸にはプラスチックごみなどが年間推計で約3万~4万立方メートル漂着しているそうです。全国の市町村で最も多いとされ、生態系や産業などへの悪影響が懸念されています。

 そこで、福岡県出身のアーティスト「しばたみなみ」さんに「漂着ごみアート制作」を依頼しました。しばたさんは、漂着ごみや廃材を使った作品制作の経験が豊富で、2021年には環境省や日本財団が優れた海洋ごみ削減の取組を選ぶ「海ごみゼロアワード」で環境大臣賞を受賞されました。2024年の1月から対馬市上県町で約1か月間かけて、立体構造物複数個を制作されました。3月から販売を始め、売り上げの一部は、市のごみの回収費に充てられます。

 他のアーティストも募集し、持続的に制作、販売できる仕組みづくりを目指します。 

メッセージ

               〈漂着ごみを回収している様子〉

 単純にアートを楽しめるだけでなく、購入と同時に社会問題解決につながるメリットがあります。素材は対馬に大量にあります。一過性で終わるものではなく、島全体に漂着ごみアートを販売できるような基盤づくりを目指したいです。

 自分にできる「漂着ごみアート」にチャレンジしてみませんか?