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この取組について
〈「地区生徒会」活動の様子〉
「ふるさと『小野』を愛し、誇りに思い、新たな魅力を創出する生徒の育成」を研究主題に、ふるさと「小野」の地域課題の解決や地域貢献を目指すふるさとキャリア教育を推進しています。３年間を見通した系統性のある地域学習を通して、ふるさとの魅力を知り、自分たちが住む小野地域の「現在」・「未来」について考えを深め、地域に貢献する方法について、探究的な学習に取り組みました。
実際の取組内容
〈「地区生徒会」活動の様子〉
① 「総合的な学習の時間」における地域学習
各学年における「学び」、「探究」、「発信」をテーマとした地域の魅力創出や課題解決を目指した探究学習を行っています。
② 「地区生徒会」活動を通した地域貢献活動
地域の一員として、中学生自らが企画し、地域の清掃活動やハザードマップの作製などに取り組みました。
③ 地域防災に向けた取組
諫早市の危機管理課との連携による防災講座の開催やハザードパップ作製における協議や検証を行っています。
防災をテーマとした地域学習や地区生徒会活動は、中学生に地域住民の一員としての自覚を高めるとともに、地域の町内会や諫早市の担当部局と連携・協働したことで、地域の防災体制の改善につながり、安心して住み続けることができるまちづくりに貢献することができました。
メッセージ
ふるさと小野で地域とともに学び、地域に愛されながら子供たちは育ちます。そのようにして育った子供たちは、ふるさとであろうとなかろうと、自らが生活する地域で人や社会のために貢献するはずです。学校が家庭・地域との連携の中で子供たちを育て、子供たちと地域をつなぐものであり続けるためには、５年、１０年たっても変わらず取組を継続していくことのできる組織づくりと整備が何よりも重要です。