BPW長崎クラブ

BPW長崎クラブ

http://www.bpw-japan.jp

この取組について

 長崎在住の働く女性たちが集まり、女性の地位向上を目指して、1986年に結成されました。女性の社会的地位と職業水準の向上や、働く女性の社会環境の改善や整備を目的とする日本BPW(Business&Professional Women)連合に所属して、全国の仲間と一緒に活動しています。

 SDGsの目標5「ジェンダー平等の実現」は17項目の要だと信じています。

実際の取組内容

              〈前田健太郎氏の講演会の様子〉

 月1回の例会では、ジェンダー平等に関する地域に即した課題を取り上げて、議論しています。また、それらの課題解決には、多様なアプローチが必要なので、様々な専門家の話を聞いたり、公開イベントを開催したりして、その啓発に努めています。最近の主な活動は以下のとおりです。

1 EPD(Equal Pay Day)キャンペーン

 男女の賃金格差を「見える化」したのがEPDです。男性が1年間で働いて得た収入と同じ金額を、女性が得るには、さらに4か月以上も長く働かなくてはならない現状があります。

2 世界の国々の男女間の不均衡(格差)を数値化したGGGI(Global Gender Gap Index)

 日本は156か国中120位(2021年3月公表)と極めて低いことを知ってもらうために、アマランスフェスタなどで展示を行い、次回調査時の日本の順位当てクイズなどを実施します。

3 政治分野のジェンダー平等の実現

 公開講演会の実施や、毎年女性議員との意見交換会を行っています。

4 アンコンシャス・バイアスの解消

 ジェンダー平等が進まない大きな要因の一つにアンコンシャス・バイアス(無意識の思い込みや偏見)があります。この解消のために様々な働き掛けをしています。 

メッセージ

             〈長崎市浜町アーケードでの活動の様子〉                      

 誰もが住みやすい社会とは、誰もが夢や目標をもち、それを実現するための行動を制限されないことです。男性とか、女性とか、年齢などによって制限されるべきではありません。

 若い皆さんが、おかしいと思うことに対して、声を上げて、社会を変えていく力になってほしいと考えています。

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