長崎市立山里小学校

長崎市立山里小学校


https://www.nagasaki-city.ed.jp/yamazato-e/

この取組について

             〈山里小で作成されたSDGsパンフレット〉

 SDGsという言葉はよく聞かれるようになり、SDGsに関するマークもよく見掛けることが多くなりました。それでは、SDGsについては、学校の何年生のどの教科で学ぶのでしょうか。実は、小学校にも中学校にも「この教科で学びます」というきまりはありません。逆に言うと、すべての教科や学校教育全体で学んでいくものだと言えるのです。一つの例として、長崎市立山里小学校の取組の一部を紹介します。

実際の取組内容

             〈シンガーソングライター上奥まいこさん〉

 長崎市立山里小学校は、1945年8月9日の原爆投下爆心地からわずか600mの場所に位置していたため、大きな被害受けました。ですから、伝統的に平和教育に力を入れて取り組んでいます。まさに、SDGsの目標16「平和と公正をすべての人に」を進めるうえで最適な学校だと言えるでしょう。学校行事や総合的な学習の時間で平和の学びを深めています。

 また、「キャリア教育」の一環で様々なキャリアをもつ外部講師の方に来校していただく取り組みも行っています。令和3年度は、長崎出身のシンガーソングライターである「上奥まいこ」さんに来ていただきました。上奥さんはプロの歌手であると同時に、長崎から平和を発信するための歌を作ったり、海の自然を守る活動などをされたりしています。そこで、「平和・音楽・SDGs」というテーマでお話をしていただきました。

 つまり、学校におけるSDGsとは、それぞれの学校で行われている特色ある教育活動を、SDGsの考え方と結び付けることから始まるのです。

メッセージ

 皆さんの学校の特色ある取組は何ですか?総合的な学習の時間やキャリア教育では、どんなことが行われていますか?それらの活動は、きっとSDGsの17の目標のどれかにつながっているはずです。

 SDGsと結び付ける目をもって、日々の学習や生活を見つめ直してみてください。