この取組について
〈ふるさと学習の成果発表の様子〉
皆さんは「社会教育」という言葉を聞いたことがありますか。社会教育は、子供から高齢者までの人たちが、ライフステージごとの学びや活動を通して、人と人をつなげ、力を合わせてふるさとを元気にすることを目指して進める教育です。社会教育の力で、地域の力をつないで「住みたい、住み続けたい、戻ってきたい」ふるさとづくりを目指しています。
実際の取組内容
〈草社の会交流会の様子〉
皆さんも知っているように、人口が減り、高齢者が増え、子供や若者が減っていく今の長崎県には、様々な課題が存在し、年々深刻になっています。
近未来の長崎県づくりのキーワードは「協働」です。長崎県社会教育支援「草社の会」は、社会教育関係者だけではなく、学校や役所、様々な市民活動に取り組む団体などと連携し、ふるさとの課題やその解決に向けた活動について交流する機会づくりを進めています。例えば、まちづくり、防災、環境、高齢者などの問題に取り組む個人・団体との交流や、中・高校生のふるさと学習の成果発表などを通して、地域の課題を共有するとともに、世代や仕事・活動を超えて、「できることを、できる人が、できる時に、できるだけ」取り組む住民参加によるまちづくりを進めているところです。
メッセージ
〈草社の会交流会の様子〉
ふるさとの自然・歴史などについて学ぶとともに、地域の伝統行事やボランティア活動等の地域活動に積極的に参加し、地域の人たちのふるさとへの思いに触れてみてください。また、地域の具体的な課題をつかみ、その解決に向けた方法を仲間とともに考え、整理・実践し、その成果を地域に向けて積極的に発信してください。
ふるさととのつながりの中で、考える力、表現する力、協働する力などをはぐくんでいってほしいと思います。