まちdayキャンプ

まちdayキャンプ

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この取組について

              〈まち day キャンプで育てている野菜〉

 長崎市の水辺の森公園に隣接した、車がなくても足を運ぶことができる場所で「まち day キャンプ」を行っています。現在、環境破壊や異常気象等により自然とのつながりが薄れつつあります。
 自然とのつながりは、私たちがこの地球で生きていくうえで、切っても切れない関係にあります。この「まち day キャンプ」の取組は、キャンプを通して、楽しみながら自然の営みを学び、災害が起こったときの救命のスキルを身に付けることを目的として始まりました。

実際の取組内容

               〈親子で野菜づくりをしている様子〉

 きれいな空気と澄んだ水、美しく心地よい緑、安全でおいしい食べ物、私たちの暮らしに欠かせない自然の恵みは、「自然のつながり」が生み出したものです。「自然のつながり」とは、森、里、川、海が一つに結ばれていて物質や生き物が行き来している状態のこと。
 しかし、そのつながりは環境破壊や異常気象などにより、急速に失われているのです。

 この「まち day キャンプ」では、以下の事を行っています。

1 焚火をしながら地球環境を考える

 実際に薪を燃やして、焚火を行い、地球環境についてどのような影響があるのかを学びます。

2 畑作業で土づくりから始まる野菜収穫

 畑作業では土づくりから始めて、私たちが毎日口にしている野菜が、どのようなプロセスを経て作られていくかを体験することで、心と体で、自然の摂理や私たちの身体とのつながりを学びます。

 このようにして、私たちが生きている地球で私たちに何が大切なのかを肌で感じ取り、未来のために何が必要なのかを考える一助になれば、と願っています。

メッセージ

 このまま自然破壊が進むと、人類を含む多くの生き物が地球で暮らせなくなります。環境問題は一人の努力で解決することはできません。
 しかし、世界の皆で手を繋ぎ、協力し合うことで、きっと食い止めることができると信じています。まずは、私たちの暮らしを振り返り、小さなことでもいいので改善できることを探してみてください。

 私たちの暮らす地球の未来が、より素敵なものになる事を祈りながら、私たちもできることを続けていきます。